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81匹の猫ちゃん保護!オーストラリア動物虐待虐待協会

昨日届いた、RSPCAからのニュースレターで、「年始早々、81匹の猫を保護しました。」という記事を目にしました。




RSPCAは、「Royal Society for the Prevention of Cruelty to Animals」の略で、日本語では「王立動物虐待防止協会」。1824年に英国で設立され、本部は英国ですが、オーストラリアにも至る所に支部があります。


過去のブログにも紹介したことがありますが、RSPCAは、動物愛護に関する「見張り役」で、動物虐待の可能性や、野生動物が危険な状態にあるのを目撃したら、RSPCAに報告、それに基づいてRSPCAのスタッフが捜査、保護、捕獲にあたります。





今回、二日間にも及びRSPCAスタッフとビクトリア州警察によって、大掛かりな捜査となったようです。保護された81匹の猫ちゃんは、ビクトリア州の郊外の地区(結構田舎です)に住む飼い主の自宅にいたそうです。



飼い主には、以前から、Prevention of Cruelty to Animals Act 1986 (POCTAA=動物虐待保護法)に基づき、2029年10月までは飼育できるペットの数を制限する義務が課せられていたそうですが、今回はそれを守らなかったとのこと。

なんと、オーストラリアでは、この義務を守らなかった者には、A$92,460(約900万円)の罰金または、2年間の禁固となるそうです。


RSPCAのスタッフは、まるで警察官と同じような格好をしています。虐待など、動物愛護に反する行動をする人たちを「逮捕」をする権利はないですが、通報を受ければすぐに行動をしてくれるので、ほぼ動物のための警察と言っていいほどです。



今回捜査のリーダーのLisaさんの言葉:

”We are committed to helping people better care for their pets but will hold people to account where legal responsibilities are not upheld, and where there are significant concerns, animals will be seized and taken into our care to ensure their welfare.” (飼い主さんがペットを責任を持ってケアできるよう、全力でサポートをすることに、RSPCAはコミットします。しかし、ペットへの法律的義務が守られない時、ペットのウェルフェアに大きな懸念がある時には、ペットは飼い主から捕獲し、私たちがケアすることになります。)


さらに、Lisaさんは、「最近の物価高等により、ペットへの十分なケアができなくなる飼い主さんが増えていることも事実です。そうのような場合は、手遅れになる前に、獣医さんや保護施設へご相談してほしい。」と訴えています。


クリスマスも、元旦も、みんながホリデーを楽しむときに、動物のために奔走してくれるRSPCAの方達に感謝します。


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