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絵本「野犬のイブ」フランス国立図書館へ


今週、とっても嬉しいお知らせが届きました!

以下、フランス、パリ在住の、ブランディングディレクター、丹下よしこさんのFacebook投稿です。


【野犬のイブ、フランス国立図書館へ寄贈】

長い旅路を経て、去年のクリスマスに私のもとに届いた絵本「野犬のイブ〜だから私はここにいる」(著者 富田通代さん、英訳 Kimie Tomidaさん)を 本日、フランス国立図書館に寄贈してまいりました。 (BNF La Bibliothèque national de France - Littérature pour la jeunesse)

英語、日本語のバイリンガルで出版されたこの絵本が、世界中の文化が共存するパリという街で、国籍、年齢を問わず、たくさんの方々に手にとっていただけることを心からお祈りします。


さらに、よしこさんの投稿には、こんなメッセージ。

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さて、ここから少し個人的な話になります。

実は私、この本が届く少し前の去年の冬、それまでお付き合いしていた仏人パートナーと、思い切って同居にふみきったところでした。

お互いそれぞれの家があった時は、ほどよい距離感をキープできていたのですが、いざ一緒に住みはじめると、

ひとつの野菜の調理の仕方から、反抗期真っ盛りの娘の対応まで、ことあるごとに意見が食い違い、そのたびに議論の応酬

そんな時、神様のご配慮でこの本が我が家に届きました。

この本は、人間と一度も暮らしたことがない野犬とその飼い主が、それぞれの生活習慣の違いに戸惑いながらも、お互いを思いやりつつ、家族の絆を深めていく姿が描かれています。

私もページをめくりながら、主人公たちの心の葛藤を自分たちに重ね合わせ、私たち、どっちが人間でどっちか野犬?と思わず苦笑 

この絵本は動物愛護という観点以外にも、「コミュニケーション」という、この世で最も大切なことを最もシンプルに教えてくれます。

お送りいただいた2冊のうちの1冊は今後も我が家の家族円満バイブルとして、繰り返し愛読します



絵本が、よしこさんたちカップルの、幸せコミュニケーションにもお役に立てて、本当に嬉しい限りです。


フランスといえば、動物愛護国としては、常にトップランナーですね。そんな場所で、この絵本を読んだ方たちは、どんな感想を抱かれるのか、興味ありますね。


よしこさんのお心遣いに心から感謝いたします。






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