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犬と人が幸せに共生するためのガイドライン

年末、いつも愛犬と訪れるドッグパーク(リードなしが許されるスペース=オフリード又はオフリーシュ)へ行ったところ、「行政区内のドッグパークとビーチについて、あなたの意見をお聞かせください。」と書かれた役所が作った立札に気づきました。



その立札には、アンケートのQRコードがあり、早速、アンケートに答えました。

質問の内容は、犬を飼っているか、から始まり、何匹飼っているか、今のドッグパークのサイズに満足か、など。最後に、次のステップとして、「犬のオフリードに関するガイドラインを作成するための、コミュニティーのパネルセッションに参加したいですか?」という質問がありました。いろんなバックグランド(性別、年齢、犬を飼っている、飼ってない、生まれた国等)の人の参加を募っているそうで、私も「参加したい」としました!


2023年2月まで、アンケートによって、住民(犬を飼っていない人も含む!)の意見を聞き、3月までに回答結果をまとめて、3−4月でパネルセッション、6−9月には仮のガイドラインが作られる予定とのこと。それから、仮のガイドラインが適したものであるかどうかのフィードバックを住民から募り、さらに見直し、今年末には地方議会に提出、採用の予定とのことです。



どうして今回ガイドラインが必要なのか、という理由については、最近の人とペットの増加により、サイズや、デザイン、スペースの管理について、ペットと人がよりよく共生できるように、ガイドラインの必要性を訴えています。



私たちが居住するメルボルンのCity Of Port Philip(ポートフィリップ地方議会区)には約8,000匹の犬が登録されているそうです。ちなみに人口はどれくらいいるかと調べたところ、10.3万人だそうで、犬の数は多いですね。カフェに行っても、犬と一緒に座っていない飼い主がいない方が珍しいです。


でも犬を飼っていない人から見ると、ドッグパークで後始末をしない、オフリードでないパークやビーチでオフリードにして、人や他の犬に被害を加える、など、マナー違反の飼い主も目につきます。



過去のブログでも私が住む地方行政のペット状況について書いたことがあります。オーストラリアでは動物管理はそれぞれの地方行政に任されています。これは日本も同じかと思いますが、ペットの登録やマイクロチップの装着も、日本と比べると、厳しく取締られているというイメージです。(事実迷子犬はほぼいません。)


ペットと人が幸せに共生するための行政の計画は大賛成!パネルに参加できるかは分かりませんが、アンケートの結果について、またお知らせしますね!